グスコーブドリの伝記 宮沢賢治
院長が最も好きな童話作家、宮沢賢治の作品。イーハトーブという理想郷を舞台にしたブドリの生涯を描いた作品。イーハトーブの森に住む幼いブドリは、ある年厳しい冷害と飢饉に見舞われます。そのことが原因で家族がバラバラとなり、ブドリは一人森に取り残されてしまいます。その後ブドリは懸命に努力し、勉強に励み、火山局の技師となります。火山局は火山の活動を制御しながらイーハトーブの人々の暮らしを守っていきます。しかしブドリ達の努力もむなしく、ある年イーハトーブを再び厳しい冷害が襲います。そこでジブリは火山を意図的に爆発させ、その影響でイーハトーブを温暖化させるという案を思いつきます。しかしこの案を実行するためには誰か一人が火山に残こらなければならないという、自己犠牲のお話です。
賢治の自然への畏敬の念、ひたむきさ、そして何よりも人間的な優しさが感じられる作品です。
(院長)
